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GPS 勤怠が証明できること、できないこと

座標は端末の申告であって、人がどこに立っていたかの事実ではありません。何と組み合わせるか、そしてなぜ打刻を弾くのが誤りなのか。

ToolGo Team
2026年10月7日
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GPS 勤怠が証明できること、できないこと

端末が実際に送っているもの

アプリは OS に位置情報を要求し、座標と精度半径を受け取る。どちらも端末由来だ。Android では開発者向けオプションの設定により任意のアプリが好きな位置を供給でき、そうしたアプリは検索すればすぐ出てくる。座標は申告であり、それを証拠として扱うことが、システム全体の信用を失わせる誤りになる。

信号を重ねる

ひとつの信号は弱いが、同時に成立しなければならない複数の信号はそうではない。

  • 登録済み端末。 打刻はその従業員に紐づいた端末から行われ、機種変更には承認が要る。
  • 社内 Wi-Fi。 ネットワーク上にいることは、座標より自宅から偽装しづらい。
  • 変化するコード。 受付の画面で数秒ごとに更新される QR は、スクリーンショットを同僚へ送っても使えない。
  • 顔。 事前に登録した写真との照合。

どれを必須にするかは拠点ごとの方針であり、受付のある支店が外回りのチームより厳しいのは理にかなっている。

なぜ弾かないのか

誤検知が稀ではないからだ。初期化した端末、屋内での測位不良、ずれた時計——どれも不正に見えて、どれも不正ではない。打刻を弾くとは、正直な人が仕事を始められないということで、不正な一件を通すより悪い失敗だ。

代わりに置くのがキューだ。打刻は受理し、何が引っかかったかを添えて印をつけ、人が写真を見て判断を記録する。3 か月後の言い争いを生き延びるのは、その記録のほうだ。

さかのぼって読む

どう作るにせよ、給与に届く数字はそれを生んだ打刻までたどれなければならず、その打刻は判断に使った根拠を持っていなければならない。私たちの人事システムは両方を保持する。

ToolGo Team

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